知ってたらちょっと通? あのジェフ・ベゾスも卒業した名門大学、その名は?
世界の名門大学「プリンストン大学」【傾向編】
リベラルアーツに強み
他のアイビーリーグの大学同様、プリンストン大学ももともとは男子校であり、男女共学になったのは1969年のことです。現在では男女、国籍問わず多くの優秀な生徒を世界から集め、2016年秋の時点では8200名(学部生5400名、院生2899名)が同校で学んでいます。プリンストン大学は多様性を重視しており、生徒の出身地をみても多様性が分かります。入学を認められた学生の約12パーセントが海外の様々な国出身です。また、「家族の中で始めて大学に進学する」という学生も多数在籍しています。
プリンストン大学は「リベラルアーツ」の特徴が強い総合大学です。リベラルアーツとは、特定の専門分野に特化した教育ではなく、様々な分野を幅広く学ぶスタイルの教育体系です(日本で「リベラルアーツ教育」を提供している大学には立命館、早稲田、上智、国際教養大学などが挙げられますが、絶対数は極めて少なく、日本ではあまり馴染みが無い教育体系です。)
その代わり、リベラルアーツの特色が強いプリンストン大学は、例えばビジネスに特化したビジネススクールや、医療に特化したメディカルスクール、法律に特化したロースクールなどの専門スクールを設置しておらず、この点において他のアイビーリーグや名門大学と異なります。経済学、政治学、歴史学、数学、物理学、心理学、コンピューター科学、英語学などの分野を幅広く学びたい学生には適した学び舎ですが、ビジネスや医療、法律などの一部の専門的な知識を吸収したい学生にはひょっとしたら、より良い環境が他校にあるかもしれません。
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